４０周年記念式典

１９８３年２月２４日、４０年前に茅ヶ崎中央ロータリークラブは誕生しました。

４０年経った２０２３年２月２４日、３連休の中日、ゆういつ晴れた日。
東京タワーを見下ろせる虎ノ門ヒルズアンダーズ東京にて、我が茅ヶ崎中央ロータリークラブは４０周年記念式典を開催いたしました。

茅ヶ崎市長佐藤光様、国際ロータリー2780地区アシスタントガバナー伊澤敏典様、近隣５クラブ会長・幹事の皆様をはじめ多くのご来賓の方々にご参加頂きました。また、姉妹クラブの台北北門ロータリークラブより34名のメンバー、友好クラブの松江しんじ湖ロータリークラブより18名ものメンバーも、遠方にも関わらず本当にありがとうございました。

松岡会長挨拶

茅ケ崎中央ロータリークラブは、丁度40年前の今日、1984年2月24日にRIより承認を受け、33名の会員でスタート致しました。現在は50名の会員数で8名のチャーターメンバーが在籍しております。2月24日（米国時間2月23日）は、ポール・ハリスが1905年シカゴで初のロータリー例会を開いたロータリー創設の日です。その記念すべき日に、40回目の誕生日会を多くのメンバー・家族・ご来賓の方々と東京タワーを見下ろす虎ノ門ヒルズで開催出来ました事を大変嬉しく思います。

さて、創立40周年の本年度は「承前啓後（しょうぜんけいご）」というスローガンで活動をしております。前例を受け継ぐ“承前”、後世に伝承や導くという“啓後”を合わせて、事業や文化などを受け継ぎ、後世に継承させて未来を切り開くという意味です。40周年という大きな節目の機会にあたり、チャーターメンバーや年長者の方々が創り上げてきた当クラブの事業や文化を、中堅・若手のメンバーで引継ぎ、未来へと繋げていく1年にしたい考えております。

平均年齢62歳、平均在籍年数18年という我がクラブのバランスの良さとメンバー間の仲の良さは、40年に亘って培ってきた、風通しの良い風土、家族を交えた親睦の深さ、クラブ独自の価値観の醸成によるものと思っております。

また、40周年の記念事業としまして、5月18日に茅ヶ崎市内の多くの子ども支援団体や市職員の方々を交えて「ちがさき子ども未来フォーラム」を開催致します。これは、35周年の際に我がクラブが立ち上げた「子ども未来応援基金」を、本当にサポートが必要な子ども達に届けるための試金石となる事業です。佐藤市長、宜しくお願い致します。

今回の茅ヶ崎中央ロータリークラブ創立40周年を礎として、さらに50周年、100周年へと発展させ、承前啓後のサイクルを未来永劫、紡いで行くことが出来れば幸いです。そのためにも、近隣ロータリークラブ、台北北門ロータリークラブ、松江しんじ湖ロータリークラブの皆様の益々のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、本日ご臨席頂きました皆様の益々のご発展とご多幸を心より祈念申し上げまして、冒頭の会長挨拶とさせて頂きます。本日は誠にありがとうございました。

開会のあいさつ

４０周年式典実行委員長、神尾会員

国歌、ロータリーソング、茅ヶ崎中央RCソング歌唱

ソングリーダー、堀川会員

【姉妹RC】台北北門ロータリークラブ、デザイナー会長ご挨拶

松岡会長及びメンバーの方々、御夫人、御来賓の皆様、こんばんは！
今夜は茅ヶ崎中央ロータリークラブ創立40周年の式典を迎え、台北北門ロータリークラブを代表として心よりお祝いを申し上げます。

貴クラブは台北北門ロータリークラブの初の国際姉妹クラブであり、最も長い提携の歴史を持つ国際ロータリークラブです。
過去 35 年間、双方のあらゆる交流を通じて築かれた友情は、今でも私の心の中に鮮明に残っています。台湾と日本は古くから深いつながりがあります。その始まりは、百年前に八田興ー氏が台湾に建設した水利技術で、台湾の農業に恩恵をもたらしました。そして、今回の東京旅行で訪問する日清ラーメン博物館の台湾人・安藤百福氏は、それは台湾と日本の友好を最もよく証明している人物です。
また、ロータリークラブの交換プログラムを通じて、貴クラブはパキスタンでの家庭健康教育プロジェクトやノースケートは台湾の南投での医療車両寄付活動など、多くの奉仕プロジェクトを共同で完了しており、両クラプの深い友情を示しています。もちろん、多くのホームステイによってメンバーたちの愛情が家族にまで広がり、本当に感動的です。

数年前の新型肺炎が深刻だった際、日本政府から台湾に大量のワクチンを寄贈し、当時の台湾の人々を助けてくれたことは今でも忘れられず、ここで改めて日本に感謝したいと思います。
近年、疫病や戦争、さらには地震や自然災害などが相次いで発生し、多くの悲劇や不幸が引き起こされています。人類は力を合わせてより良い方向に向かい、進んでいくべきです。ロータリークラブはなくてはならない力の一つであり、私たち全員が手を取り合って、よりよい世界の実現に向けて力を合わせていきたいと願っています。

最後に、貴クラブの益々のご発展と両クラブの友情がさらに深まりますよう、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

【友好クラブ】松江しんじ湖ロータリークラブ、又賀会長ごあいさつ（代読古安副会長）

茅ヶ崎中央ロータリークラブ創立40 周年、誠におめでとうございます。また栄えある祝賀にお招き頂きましたこと、とても嬉しく感謝致しております。貴クラブからのご案内を受け、我が会員は早速に予定表に書き込み、会員家族と共に大勢で参加させて頂きました。

2009年に友好クラブ締結をしてから15 年、北海道の大自然の中「ウインザーホテル洞爺」での30 周年、歴史ある日本の社交の殿堂「東京會館」での35 周年、私たち松江しんじ湖ロータリークラブのメンバーは、いつも素晴らしい企画のご案内に感激しつつ参加させて頂いています。私たちも色々学び、刺激を受け、新しい取り組みに挑戦したく思っております。
昨年秋には、石倉貞昭ガバナー輩出の我がクラブがホストクラプとなり、松江の地で26第90 地区大会を開催致しました。当日は松岡会長ご夫妻をはじめ大勢の貴クラブの皆さまをお迎えし、盛大に開催することが出来ました。また、親睦ゴルフ大会では、故池亀会員にいの一番にクラプハウス入りをして頂き大会を盛り上げて下さり、重ね重ねお礼を申し上げます。

貴クラブの活動に触発され2017 年11 月には、台湾のロータリークラブとも交流し、初めての海外親睦旅行を開催することが出来ました。
本日は友好クラブ継続の調印式も行われ、今後もさらなる友好、絆を深める事ができます事とても嬉しく思っております。
貴クラブの明るく積極的で家族を巻き込んでの活動を見習い、ご一緒にロータリーの精神に基づいた活動ができます事、そして来年 2025 年 2 月9 日（日）に開催予定の我がクラブの 30 周年や、毎年恒例のお花見例会にお出掛け頂けますことを願っております。

終わりになりましたがこれまでの交流、ご支援に心より御礼申し上げますと共に、貴クラブの益々のご発展と会員の皆様のご健勝を祈念致しましてお祝いの言葉とさせていただきます。

ご来賓挨拶、佐藤光市長

皆様こんばんは、
そして台北ノースゲートロータリクラブの皆様ニイハオマー、
数年前私がアメリカに留学していた時に、台湾からの留学生がおりまして、ニイハオって言ったら、台湾ではニイハオマーだと言われまして、そのあとにサイチェンマーといったら、サイチェンにはマーはつけないと言われました。その会話は全部日本語でやって、年齢も変わらない方なのに、それだけ台湾は親日の方が多いと感じました。今日の機会をさらに日本と台湾の橋立になっていただければと思っております。

本当に４０周年おめでとうございます。そして、中央ロータリーの皆様には大変お世話になっております。
先ほど松岡会長のお話にもございましたが、私が市長になって間もなく、子どもも応援基金を立ち上げていただきました。当時、茅ヶ崎に子ども食堂が２軒か３軒でしたが、そういったところも運営が厳しくと、どうしょうかと話になりました。その後、たちまちコロナが蔓延しまして、その２軒か３軒もどうなるかなと心配していましたが、今は１８軒ございます。それも、ただ食事を提供するだけでなく、そこで、子どもの居場所づくりしてくれています。小学校、中学校を退職された先生方が、子どものいろいろな事業を見てくれており、高齢の方もそこに来ていただき、子どもと一緒になって、その居場所づくりを手伝ってくれる、そういった活動をさせていただいております。そしてこれからもますます増えるのではないかと思って言います。
本当に心から感謝申し上げます。

くしくも今日２月２４日は２年前にウクライナにロシアが進撃した日でございます。そして、それから１カ月、２カ月経った時に、茅ヶ崎にウクライナ避難民を受け入れさせていただきました。その時、中央ロータリークラブの皆様が本当に暖かい手を差し伸べていただきまして、一時は１０人近くの方が、茅ヶ崎で生活をしていました。日本での生活が根付いてきて、茅ヶ崎を離れた方もいらっしゃいますが、時折茅ヶ崎に帰ってきております。その様な活動を中央ロータリークラブの方々が、していただいたおかげであたたかい町茅ヶ崎ができてまいりました。そういことが、大きなきっかけとなって、今東京２３区或いは政令市を見渡し中で日本一人口が増えている町に変わりました。こういった皆様の取組１つ１つを大事にしながら、これからも茅ヶ崎を前に前に進めていきたいと思っております。

今回４０周年でございますけれども、５０周年、６０周年とさらにさらに発展していくことを心から祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

２５９０地区石倉ガバナー（松江しんじ湖RC）

実はちょっと声が悪くて申し訳ありませんが、これは去年のメルボルンの世界大会に行きましたら、コロナをもらいまして、コアラのお土産ではなく、コロナをお土産にもらってかえってしまい、その後ちょっと声の調子が良くなくて誠に申し訳ございません。
中央RC様は、先ほどもありましたように１９８４年に茅ヶ崎湘南RC様スポンサークラブとして誕生され、本年成立４０周年を迎えられたこと誠におめでとうございます。
また、本日はこのような盛大なお祝いの席にご招待いただきまして、たいへんありがとうございます。

私は２５９０地区のガバナーとして、地区内の６５クラブを訪問させていただきました。その中で、気づいたことがあります。それは、元気のよいクラブにはある共通の特色があるということでございます。

まず第１番目は、毎週例会を開いていらっしゃるクラブ、現在は月２回以上ということになっておりますので、２回、３回のクラブさんもいらっしゃいますが、毎週例会をやっていらっしゃるクラブの方が、元気が宜しいように感じます。

２番目は、ホームクラブの出席率が８０％のクラブです。いま地区は出席の事はあまり言ってはおりませんが、やはりこれはきっちりと把握する必要があるという風に思っています。私の地区では８０％以上の出席のクラブさんは元気がよろしいです。
そして、

３番目はクラブの運営が比較的若い会員さんで構成されていることです。実年齢というより、気持ちの若い会員さんが中心でやっていらっしゃるクラブさんが宜しいといいう風に思っています。この観点からですと、茅ヶ崎中央RCさんと重なって見えるのでございます。

松岡会長の今年度の活動方針は承前啓後ですが、実は私、小川先生が書いていらっしゃると知らずに自分でも書いて参りました。前を受けて、後をひらくという意味でございます。
事業や文化を受け継ぎ、後世に継続させて未来を切り開くという風に述べられています。

私はこの言葉を聞いて、中国の古い書物の貞観政要という書物の事を思い出しました。ご存知の方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、唐の２代目の皇帝の問答集のようなものです。その中で王様が、創業と守勢どちらが難しいかと問います。創業は国を作る、企業を作ることでございますが、守勢というのはそれを永く続けることです。どちらが難しいかと、ある家臣は、それは創業の方が難しいと言い、なぜなら、唐を作るのに相手をたくさん殺して、国を作った。ある家臣は、そうではなくて、それを続けていく方が難しいのだと、だいたい王朝がつぶれるのは王様がワガママするからつぶれるのだと、自分だけ楽しんだり、兵役をかしたり、国の評判が悪くなると、近隣にそっぽ向かれて国が倒れてしますのだから、だからこれから続けることが難しいのですと、王様もその通りだと、これからはしっかり守勢をしていかないといけないとおっしゃられた。

そういうことでございまして、４０周年は一つの節目ではございますが、今までの事を先輩方の業績などを参考にしながら、これから先どのようにしてやっていくのか、考えることに意識をもっていく周年という節目は、そういうことに思いをいたす非常にいい機会だと思いますので、会長さんの承前啓後は非常によいテーマだと感じた次第でございます。

茅ヶ崎中央RC様はこれからも発展していく事が間違いないと思っています。それと同時とわが松江しんじ湖RCも是非よろしくお願いしたいと思っております。長くなりましたが、本日お集りの皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げまして祝辞とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。

続いて、台北北門RCと姉妹クラブ締結書、松江しんじ湖RCと友好クラブ締結書にそれぞれサインを交わし
さらなる親交をお約束いたしました。