2023年9月5日 西武ライオンズ 辻発彦前監督 卓話
卓話
埼玉西武ライオンズ前監督 辻 発彦様をお迎えし、茅ケ崎市長 佐藤光様をはじめ、多くのゲスト、来場者に来て頂き、9月5日に公開例会を行いました。
松岡会長挨拶
まずは、本日卓話としてご講演を賜ります辻発彦様、大変お忙しいスケジュールの中、遠路茅ケ崎までお越し頂きまして、誠にありがとうございます。
辻様のご活躍は、皆さん知っていると思いますが、鮮明なシーンは1987年の日本シリーズ、西武VS巨人の第6戦、秋山選手(ドラフト外で西武に入団)のセンター前ヒットで一塁走者の辻様が、巨人のセンター、クロマティ選手(愛称クロウ)の緩慢なプレーの隙をつき、一気にホームインした時の映像は、9回表の清原選手(かっとばせ!キヨハラくんという漫画にもなった、本当は、PL学園ではなく母は、天理高校に行ってもらいたかった)の試合中の涙と共に強烈に覚えています
本日は、現役時代の話、指導者になられてからの話など、大変、楽しみにしております。
また、大変多くのゲストの方にお越し頂いております。ご多忙の中、茅ケ崎市長 佐藤光様にも私人としてお越し頂きました。
そしてビジターの方も多くいらして頂きました。フィリピン・マニラ・サンパギータグレイスパークロータリークラブのナッティ・オソリオ会長、杉本会長、安武幹事をはじめとする茅ケ崎ロータリークラブの皆様、湘南ロータリークラブの太田会長、蜷川幹事ようこそいらっしゃいました。
茅ケ崎中央ロータリークラブは、本年度創立40周年を迎えます。このような大人数で、例会を開催できて、感無量です。本日の例会が記念イヤーの素晴らしい1ページになることを祈念しまして、会長挨拶とさせて頂きます。
ありがとうございました。
阿波連会員 奥本会員
設営から司会、PC操作、お疲れ様でした、緊張していておりましたね(^^♪
例会終わったら、沢山お酒飲んでました。二人とも髪型決まってますよ
野村会員、お母様来て頂き、ありがとうございました😊
辻 発彦様のご講演
テーマ「すべての青春の1ページと思って」
中学校を卒業した時点では、身長161cmと小柄で高校での硬式野球をあきらめようと思ったが、佐賀東高校で野球に情熱を積んだ。高校卒業には、身長177cmになり、日本通運では、身長182cmまで伸びた。人それぞれ成長が違うと感じたそうです。
身体能力の高さ、走塁センス、そして野球に対する情熱を評価され、西武ライオンズにドラフト2位で指名され、入団されました。
アリゾナ州のメサで、当時広岡監督から、激しいノックを受け、選手に対して厳しい方でしたが、辻様は、広岡監督に、一言褒めて頂いたそうで、それを励みに必死に練習したそうです。そして、西武の黄金期を築き上げました。西武では、1984年~1995年まで在籍し、数々の賞を獲得されました。
1996年~1999年までは、ヤクルトスワローズに在籍し、野村監督から多くの勉強をさせて頂いたそうです。また、辻様は、義理人情に厚い方で、先に声をかけて頂いた方を大切にしたいとおっしゃっていました。
引退後は、多くの球団で、コーチを歴任し、数々の選手を育成されました。特に中日ドラゴンズでは、社会人野球時代から面識がある、落合監督を支え、2軍監督まで歴任されました。当時、プロになって、1塁に出塁すると落合監督(ロッテ時代)から、「おー、プロに来たか~」と言われたそうです。
そして、2017年からは、西武の監督に就任し、落合監督から、「監督をやってくれと言われているんだったら、言って来い」と背中を押されたそうです。2018年には、10年ぶりのリーグ優勝を決めました。2019年には、2年連続リーグ優勝を決め、球団では、21年ぶりの記録だそうです。その後2022年勇退まで、リーグ優勝2回、Aクラス3回と優秀な戦歴をおさめられました。
辻監督は、130試合こなすためには、練習はもちろん、毎日のルーティンを大切にしていたそうです。怪我をしないためのトレーニングが必須であり、選手達で、どうやったら、試合で負けないかコミュニケーションを多く取っていたそうです。また、人の出会いを大切にし、人の懐に入りその人が持っている技術や、アドバイスを多く吸収して、勉強されていたそうです。
今回このような貴重なご講演を聞けて、日々のルーティンや、自分の人間力を上げ、努力を継続しなければいけないと強く感じました。
ありがとうございました😊
懇親会までご参加して頂きありがとうございます。体もキレキレで、まだ現役行けるんじゃないかと思いました😲
写真左から、ヴィルップ会員、ナッティ・オソリオ会長、オサダ会員
「ルーティン①」
辻様がルーティンを大切にしていると今回のご講演で話をしていました。
私も学生時代ルーティンを大切にしていたなと思い出しました。
私は、水泳をやっていて、試合前日は、エネルギーを入れるため、
うどん、パスタなど炭水化物を取り、尚且つ吸収が速い食品を摂取していました。
当日の朝は、必ずお餅を食べていました。(糖分を入れる)
また、当時今より水着の技術がそんな開発されていない時代だったので、
水着は、2サイズ小さくし、全身の毛を剃っていかに抵抗を少なくし、
0.001秒のタイムを縮める努力をしていました。
(多くのスイマーがしていた)
私は、大学時代は、寮生活をしていたのですが、毛を剃る場所は、
みんなお風呂なのです。
試合前は、みんなこぞって剃るわけです。
毛が濃い人間もいれば、毛が薄い人間もいます。
そんな中、私が、T字カミソリで、毛を剃っていると
ガラガラとドアを開けて来た者がいた。
みんなが振り向くと 湯けむりの奥から、「トラップくん」が入って来た。
次回に続く、、、。